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明石市民9人のPFAS血液検査を実施 6人ドイツ基準超える
2023-09-23


明石川の有機フッ素化合物(PFAS)の数値が高いことから、そこから取水している明石市民のPFAS血液検査を実施しました。
対象は、明石川の水を浄化している明石川浄水場、鳥羽浄水場の配水地域に、10年以上居住している市民です。 
検査結果で、全米アカデミーズ委員会が持つPFOS、PFOAを含む7種類のPFAS合計が20ng/mlを超えたのは3人。
ドイツ基準PFOS20ng/ml、PFOA10ng/mlを超えたのは6人です。
アメリカの基準を超えると健康へのリスクが高くなると。
それらを踏まえ明石市長に下記の内容を申し入れました。
1. 明石市民の全体状況を正確に把握するため、最低でも300人など市全域で血液検査を実施し現状把握すること。
2. 明石川周辺の農地の農産物、井戸水などのPFAS検査を行い、PFAS汚染状況を確認すること。
3. その結果を踏まえ、市独自での健康相談窓口の設置や無料健康診断を行うこと。
4. 供給する水道水について、アメリカで検討しているPFOS、PFOAそれぞれ4ng/lを目指し低減すること。
5. 神戸市に、明石川のPFAS汚染源を調査し、対策を取るよう強く求めること。
6. 国等に、大規模な血液検査の実施と対策の強化、水道水基準を4ng/lに強化、工場排水・産業廃棄物処分場排水基準の設定等行うこと。                以上
[環境問題]

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