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3年目のクマ狩猟と大量捕殺を考える
2018-10-14


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昨日、日本熊森協会の会合に参加してきました。兵庫県森林動物研究センターが出来てから、「ツキノワグマの生息数が考えられない位のスピードで増えた」と。

その結果、約20年間禁止されていた熊の狩猟が再開され、罠にかかった熊も、以前は原則逃がしていたのですが、今年はほぼ殺しており、今年9月末現在で46頭が殺されたようです。
 
地元の猟師さんなどの体感では、一部熊が増えたという方もいるのですが、従来から変わっていないと言われる方もいます。

統計学の専門家である日本福祉大学の山上教授は、兵庫県森林動物研究センターで求めた熊の生息数が過大設定になっていると見解を表明しています。

そもそもツキノワグマは臆病な動物で、人が歩いている時に音を鳴らすなどすれば、近寄ってくることはないようです。

山に、実のならない杉、檜などの針葉樹などを大量に植え、動物が棲むことができる場所が無くなっていく中で、人里近くに野生動物が現れるようになりました。

奥山に実のなる木を再生すること、農作物の被害が出ないよう防護柵などを設置することなど、動物との共生を目指す取り組みを進めていく必要があります。
[環境問題]

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