4年前に政務活動費問題では、N元兵庫県議があらゆる不正を働いて多額の政務活動費を詐取していました。
私は、他の議員の不正や不適切な支出について、様々な問題を明らかにし、同じ事が繰り返されないよう徹底して追求してきました。
しかし、政務活動費で作成され一部自己宣伝のために使われている県政報告紙や、政務活動費で高級車をカーリースしている問題など、おかしな支出はまだ残されたままです。当時、実態を明らかにし、追求することが不十分だったからです。
「もりかけ問題は、これだけ批判されたのだから同じようなことはしないだろう」と思われている方も少なからずいると思いますが、政治家も一部の幹部職員もしたたかです。
実態を全て明らかにし、再発防止策をとらないと、いつまでも問題は続いていきます。数年経てば違う案件で、また同様の事が繰り返されるのでしょう。
もりかけ問題の動機や背景を明らかにすると共に、首相や首相夫人、政治家からの不当な働きかけで政治が歪められないように、全てやりとりを記録し公開するようにすること、公文書を隠蔽、改竄したときは、刑事罰を与えることなど、やるべきことは、まだまだ残っているのではないでしょう。
松尾貴史のちょっと違和感 毎日新聞記事
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