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オンブズ尼崎会合 市民との対話に積極的ではない議会とは?
2018-06-03


昨日、市民オンブズ尼崎の会合があり、山崎市議から、市議会議会改革検討委員会において、緑のかけはし、共産党、維新の会からの提案を元に、議会報告会など市民との対話について、検討が進められていることが報告されました。

 市の計画などを説明する場などで、市長や市職員と市民が対話する場はありますが、市民の意見を反映させる機関である市議会として、市民と対話する場を設けていないのは、組織として致命的でもあります。
県議会では、議会報告会は行われていませんが、常任委員会メンバーと県民との対話の機会を設けています、

 現在、議会報告会について、阪神間では芦屋市、伊丹市、宝塚市などで実施、中核市では48市中21市で実施されています。

 しかし、その提案に対して、あまがさき志誠の会、市民グリーンクラブが消極的な姿勢を示しているようです。消極的な意見として「参加が少人数、個人の意見も会派の意見も言えない」「文句を言う人ばっかり集まる」などの意見が出ているようです。

 議会としての報告なので、議会全体の報告をするのは当然のことです。議会の議論の中で、賛成、反対の意見があったことを紹介できるので、会派の意見は紹介することができます。議員個人の意見も、会派の中で、賛成、反対、意見表明の中に反映させれば、議会での議論として、紹介することができます。

 また、文句を言う人ばっかり集まるという意見もありますが、宝塚の議会報告会を見に行くと、冷静で建設的な意見を出す人も多く、説明の足りない部分は厳しい意見を言う人もいます。コミュニケーションが足りないから、厳しい意見を出し人が多くなるのに、そもそも基本的な理解にかける発言です。まずは他議会の議会報告会を見に行ってはいかがでしょうか。

 さらに詳しい内容がわかり次第、ご報告致します。市民の声を聞くことに会派として反対すれば、議員通信簿の大きな減点対象になるかもしれません。

 現在、議会と市民との対話について、慎重な会派の議員は是非、市議会HPでご確認下さい。

尼崎市議会HP
[URL]
[尼崎市]

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