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高額な学校制服 ひと工夫と学校内でのリサイクルを
2016-09-18


市議を通し尼崎市教育委員会に依頼し、不定期に尼崎市立中学校の制服等や市立小学校の体操服等の値段について、情報提供してもらっています。

 2016年度は、中学生男子は一式揃えると50,830円〜77,140円、女子は56,530円〜79,950円になることがわかりました。

 学校側は、制服などの形や色を変えることで、学校間の区別をすることを目的としています。しかし、保護者負担については、あまり考慮されていないように思います。

 学校の区別をつけるために、全ての学校の制服を別々に作る必要はあるのでしょうか。

 市内の学校の制服の生地、デザインは統一し、学校の校章のワッペンだけを変えることも可能です。ブレザーなどの場合は、ネクタイ(タイ)の色を変えることで対応することもできるでしょう。スケールメリットを働かせ、制服の値段を下げることは可能ではないでしょうか。

  以前に子どもの制服を取りに行った時に、カバンを各校同じデザインにし、印刷される校章だけ変えれば、値段は安くできるのか聞いたところ、お店の人は「安くできます」と言われていました。

 体操服や体育館シューズなど室内で身につけるものは、学校外で利用することは少ないので、全校統一したものでも、大きな問題は起こらないのではないでしょうか。市販のものを使えるようにするのも一案です。

 まずは、各学校における制服などの値段を公表することから始め、校長会などで協議を行い、制服等のあり方について、議論がスタートできればと思います。

 子どもの貧困問題が、社会問題化する中で、できる取り組みを一つずつ前に進めたいものです。

 なお、PTAや学校が制服のリサイクルをすることも可能であり、その取り組みはPTAとして進めるべきでしょう。
[教育]

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