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兵庫県議会建設常任委員会視察2日目 主な視察先は、仁川百合野町にある地すべり資料館、新名神高速道路(川西インター線)、多田浄水場でした。仁川百合野町は、1995年の阪神大震災で斜面の土砂が崩壊し、34名の死者が出たところです。地すべりの恐さや、地盤補強対策など、多くの人に知ってもらうための施設です。約3.6億円を使い、造りました。年間入場者は約7千人。年間700万円のコストがかかっています。場所は、仁川駅から歩いて20分のところ。交通の便が悪く、小学生の社会見学くらいしか来ていないのではと想像します。必要性はわかりますが、人と防災未来センターに、資料等を移すなどし、効果的な情報発信を考える必要があるでしょう。第2名神高速道路建設予定地は、以前に蛍を見に来たことのある場所でした。第2名神ができると、川西から高槻まで10分ほどで行けるようになるようで、非常に便利になります。ただ、インターチェンジの周辺県道は、県が220億円を使い整備するようです。借金まみれの財政の中、高速道路を造り、県道を造り、環境が壊され、大きな荷物を背負わされるのは、子どもたちの世代です。今が良ければそれでいいという発想は、そろそろ改めるべき時期なのでしょう。
人と防災未来センターhttp://www.dri.ne.jp/
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