ほうれん草通信 言いたい放題です。
2014-01-30
日本列島の屋台骨である南アルプスに大トンネルを掘ってまで進める大事業が本当に必要で適正なものなのか、疑問です。この計画は凍結し、国土交通省は工事実施計画を認可するべきではありません。その上で、周辺住民や利用者、環境保護団体などさまざまな当事者・関係者、さらに広く市民を加え、これからの持続可能な社会・経済・交通のあり方に向けた徹底的な議論を巻き起こしていくことこそが必要です。
注
1.リニア中央新幹線の建設予定ルートには絶滅危惧種が今もいくつも確認されている。例えば環境評価書には記載のないレッドリストのミゾコイ(サギ科・長野県)があらためて確認された。静岡県では県条例で保護対象になっているホテイランを含む稀少6種が環境評価準備書で「一部保存されない可能性がある」となっている。
2. 無数の水系・地下水系の切断には渇水と漏洩による影響が予想される。実際に山梨実験線建設により3集落で地下水の枯渇が判明した。環境評価準備書では大井川が毎秒2トンの流量減少とされ問題になっている。
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